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辛らつで機知に富んだコメントと、社会への鋭い観察眼で多くのファンを持つデニス・リアリーが、「レスキュー・ミー」ではベテランの消防士トミー・ギャヴィンとして主演し、ここでも彼独特の荒削りの力強さと心を突き刺す鋭さの両方を見せる。
また、警察官を描いた評価の高い連続ドラマ「The Job」(ABC, 2001-01)では、過酷な条件で働くニューヨーク市警の刑事マイク・マクニールをしたたかに演じ、公務員の自己犠牲についても視聴者に考えさせた。リアリーはこれによりTV批評家協会賞のコメディー分野におけるインディヴィジュアル・アチーヴメント賞にノミネートされ、批評家に注目されるようになった人物である。
リアリーにとって 「レスキュー・ミー」をテレビで放送することは、消防士の殉職に心を痛める一人として、個人的にも必要なことだった。リアリーはマサチューセッツ州ウースター出身。ウースターでは1999年12月に発生した大規模な倉庫の火災で、出動したの消防士6名が命を落としている。“ウースター6”として記憶される、死亡した消防士たちの中には、リアリーのいとこ、ジェリー・ルーシーと、少年時代からの友人、トミー・スペンサーがいた。2人の死に影響され、リアリーは2000年初めに、The Leary Firefighters Foundationという消防士のための基金を設立した。この基金は、ウースターに消防士のための最新鋭の訓練施設を建設するためのもので、毎年、有名人によるホッケーのイベントを行って資金を集めている。
2001年9月11日、テロリストの壊滅的な破壊行為によりワールドトレードセンターのツインタワーが倒壊し、343名のニューヨークの消防士の命が奪われた。これを受け、The Leary Firefighters Foundationは、多くのスターが参加するチャリティー・オークション“BASH for New York's Bravest”を毎年開催するようになった。
リアリーは、映画脚本家である妻、アン・レンベックと2人の子供とともに、ニューヨークに在住。 |
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