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娘を持つ父親が一番緊張するのは、「娘のボーイフレンド」と対面する日。逆にガールフレンドのいる男が最もプレッシャーを感じるのは、「彼女の父親」と会う時……。愛さえあれば何でも乗り越えられるなんて嘘?と思えるぐらい、義理の父子関係は初めから壊れるように出来ていた!
「彼女の父親」をバーニー・マックが演じ、「娘のボーイフレンド」にアシュトン・カッチャーが扮する最新作、『ゲス・フー/招かれざる恋人』は、愛する娘=彼女のために2人の男が悪戦苦闘するシチュエーション・ドラマ。しかも物語には最大のひねりが用意されている。男と女の恋愛感情には何の問題もないけれど、「彼女の父親」は黒人で、「娘のボーイフレンド」は白人――つまり、古典的名作『招かれざる客』の立場が見事に逆転しているのだ。しかし決して社会派の枠に収まることもなく、安易なパロディに流されてもいない。次々と訪れる難関を笑い飛ばした後で、最後に残るのは愛の深さと家族の絆。監督のケヴィン・ロドニー・サリヴァンも「まず楽しみ、笑い、そして後から何かを反すう出来るコメディ作品」と語る通り、これはまさに往年のハリウッド・テイストなのである。 |
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