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Q:
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007シリーズの面白さの1つに、悪役に対するこだわりがありますが、本作での悪役はどのような経緯で決定されたのですか?
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まず前提として、どの国を舞台にするか、作品ごとに平等のチャンスが与えられています。これまでドイツ、フランスといった国々を舞台に作品が作られてきました。そして本作の脚本は2年半前に書き上げられたわけですが、ジェームズ・ボンドを14カ月間監禁して……というストーリー展開では、観客に納得してもらえる舞台(国)は非常に限られてきます。そういう意味では、北朝鮮やミャンマーといった閉鎖的な国が候補に挙げられるのは自然な流れでした。オープニングに地雷が連続して爆発するシーンがありますが、それも北朝鮮を舞台にしないとできないことです。昨今の政治情勢はいろいろありますが、私は今でも北朝鮮を舞台として設定したことを良かったと思っています。しかし、北朝鮮という国自体が“悪役”なのではなく、悪役はその国に属していた1人の人間、ということを付け加えなければなりません。彼は西洋に移住し、文化を学んだ、いわゆる“西洋かぶれ”した人物です。また彼の父親は北朝鮮の将軍という役ですが、彼の行いを諭す役割を果たしています。 |
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