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一本の橋を挟み、捕虜の交換が行われようとしている。片方は英国秘密諜報部員ジェームズ・ボンド(ピアース・ブロスナン)。もう一方は、中国の諜報員を抹殺した罪で捕らえられたザオ(リック・ユーン)。14ヵ月前、ボンドはある大佐を暗殺するために、朝鮮半島の軍事境界線を越えた北側に潜入し、死闘の末、大佐を滝壷に突き落とした。ザオは大佐の腹心の部下だった。任務完遂と思った矢先、ボンドは捕らえられ、壮絶な拷問に耐える日々が続いたのだ。 香港――ようやく自由の身になったボンドだが、拷問にくじけた結果が極東情勢の悪化を招いたと誤解され、諜報部員の資格を剥奪される。ボンドは自らのアイデンティティを証明するため、ザオを追うべくキューバに飛ぶ。 ハバナ――ザオがロス・オルガノス島のDNA治療を行っている病院に潜伏していることを突き止めたボンドは、知り合った魅力的な美女ジンクス(ハル・ベリー)とともに、病院内に潜入。ザオを発見するも今一歩のところでヘリで逃げられ、ジンクスも海に消える。だが、ボンドはザオの残した手がかりを得る。それは英国のダイヤモンド王、グスタフ・グレーヴス(トビー・スティーヴンス)のダイヤであった。 ロンドン――広報係のミランダ・フロスト(ロザムンド・パイク)を従え、バッキンガム宮殿前に現れたグレーヴスは、派手なパフォーマンスで人工衛星イカルスを使った環境計画を発表。フェンシング・クラブで彼と手合わせしたボンドはグレーヴスこそ黒幕と確信し、彼から招待された氷の宮殿へと向かう。 アイスランド――グレーヴスの氷の宮殿に向かったボンドは、招待客として潜入していたジンクスと再会。そして、ボンドに接近してくるフロスト、さらにボンドに対して憎しみを募らせているザオが集結。5人が揃った氷の世界で、熱く壮絶な戦いが始まる。 |