E :ニューヨークに大きな高波が襲いかかるシーンですが、あのシーンは、ニューヨークでのロケはもちろん不可能です(笑)。なのでセットを作りました。巨大なタンクの中にセットを組んで、大量の水を注ぎ込みます。ビル街は前面だけ作り、足りない個所はCGで補っていきます。このシーンは現在、編集作業中です。二つ目の質問ですが、温暖化は何らかの対応策をとらないと、将来、この映画のような災害が起きると思います。私は、英国のフューチャー・フォレストという会社の活動に参加しています。その活動とは、植林を行うことで二酸化炭素の増加を防ぎ、温暖化を食い止めようとするものです。
G :エメリッヒ監督がこの企画を思いついたのは9月11日より前だったので、あの事件が直接関係しているわけではありません。この映画の中では様々な災害が起こります。しかもこの映画はその災害をとてもグローバルな視点で捕らえています。東京、パリ、ロンドン……全てが巻き込まれるわけです。この映画のスケールは前の(エメリッヒ監督の)作品よりもずっと大きくなっています。
E :ミニチュアが多いというご指摘ですが、この作品の中で使っているのはほぼCGです。ロサンゼルスやキャピタルレコードのビルはCGで作ったものを壊しています。最初はミニチュアを使うことも考えていましたが、やはり今はCGのほうがリアルに表現できるので、ミニチュアはほとんど使用していません。